お昼過ぎからリハーサル。
ビブラフォンの大久保氏は実家のある富山から
車で東京入り。途中の高速道路が台風の影響で
通行止めになっていて、かなり時間がかかったらしい。
東京についてすぐにリハーサルは大変だったと思う。
ほんとうにお疲れさまでした。
私、チェロの薄井くん、ヴァイオリンの有希さん、
そして大久保氏の4人で音を一緒に出すのは
今回が初めて。各人それぞれデュオを経験していて
自分なりに3人の音の特性を知っているつもりでいたが
4人の音が合わさった時に、想像していたよりも
もっと凄いことになっていたのには、驚いた。

素晴らしき3人。
☆9/24
午後1時半に渋谷ユーロスペース入り。
『朱花の月』の舞台挨拶。河瀬監督、主演こみずとうたくん
そして私の3人で2時過ぎにステージに昇った。
今月初め関西で3回舞台挨拶に参加させていただいたが、
今回はその3回とは違う「フリートーク」スタイル。
監督が中心になり話を進め、とうたくん、私が
監督の質問に答えるような形でフリートークしていく。
監督からのある質問が、とても良く(私の好み)で
ついいろいろ時間を考えずに話してしまいそうだった(笑)。
この質問は劇中のセリフに起因していることでもあるので
まだ映画を観ていない人のために、内緒にしておきます・・。
そして、とうたくんボーカルの「愛(かな)しるべ」。
私はギターをひたすら弾き、監督はコーラスで参加。
今となっては普通にこの3人で舞台挨拶内で「愛(かな)しるべ」を
演奏しているが、監督が自ら自分の映画の舞台挨拶で
コーラス参加している図ってあまり他にないような気がする。
(他の監督さんで舞台挨拶でコーラスやってる人、知ってる人います??)
そしてこの監督のコーラス、予想していないところに
入ってくるので、毎回楽しみです。というかドキドキ。
あっと言う間に舞台挨拶終了。映画のパンフレットやサントラCDを
買っていただいた方々にサインをしてからユーロスペースを後にして
下北沢へ。
下北沢440に到着後、少し落ち着いてからサウンドチェック。
サウンドチェックで音が定まるのに少し時間がかかったが
気持ちよい音になっていった。
1曲目は「美しき日本・奈良県」で河瀬監督と初コラボとなった
「五條」を私のピアノソロで。
サントラからの曲もやったが、4人でやってみたい曲を
リアレンジした曲を多数演奏した。4人用に作った新曲も。
途中、監督に登場していただき「神納川」で
私のギターと監督の語りでコラボ。
そして薄井くんと私のピアノでの「朱花の月のテーマ」でも
監督に劇中で使われてる万葉集の歌を詠んでいただく。
そして、とうたくんにもステージに昇ってもらい
今日2回目の「愛(かな)しるべ」。
薄井くん、有希さん、大久保氏との4人編成。
今までに体験したことのない音世界だった。
3人の中では有希さんとの「ハシケン×江藤有希」の
レコーディングからツアーまでの経験があるため
有希さんにいてもらったことで独特の安心感があった。
今回のこの編成、またやってみたい。
ほんとうにお疲れさまでした〜!
ご来場いただいた皆さん
ありがとう!!!
☆サントラCD
映画『朱花(はねづ)の月』オリジナル・サウンドトラック+『美しき日本・奈良県』の
Amazonの専用サイト http://amzn.to/otOcDL
映画『朱花(はねづ)の月』HP
http://www.hanezu.com/