昨日の続き(
22年前のキューバ・その1)。最近のキューバは全く知らないのでよくわからないけど、私が滞在した22年前は私が日本人だとわかると決まって言われることがあった。1つは「おしん」。おしんはキューバでも放送されていて「こうやって日本人は挨拶するんだろう?」と言って日本風のお辞儀をして見せてくれる人もいた。あと「オルケスタ・デラ・ルス」。国連平和賞をとった日本人サルサバンドの名前だけど、この人たちのおかげでキューバのサルサという音楽を世界に広めてくれたのは日本人だと思ってくれてるキューバ人が意外と多かった。だからか日本人みんながサルサをよく聴いてるし踊れると思ってるらしかった。あとは黒澤明監督作品の映画を古くからキューバで見られてるらしく映画の中に登場する「サムライ」のことをよく耳にした。2016年オバマ大統領がキューバにアメリカ大統領として88年ぶり訪問したことで国交が回復したらしいが、22年前はまだまだアメリカとは仲が悪かった。でもいわゆるアメリカ的なものが入り込んでいないという点では、のどかでよかった気もする。今はマックやスタバもあるのかなぁ・・。「ラピド」という名前のキューバ独自のファストフード屋に2回行った覚えがある。基本ホットドッグとハンバーガーとドリンクしかなかった。「ラピド」は速いとか急行を意味する。でも全く速くなく、食べ物が出てくるまでめっちゃ遅かった。

オルケスタ・デラ・ルスHPから。