2020年02月05日

2/8(土)『つむぐうた』に向けて。

先月1/25、奄美文化センターに「未来へつなぐヒギャ唄の夕べ」というコンサートを観に行った。開場時間の14時には、1000人くらい入る客席がすでに半分近く埋まってた。みんな早い(笑)。スタッフで入ってたアシビの北郷さんに会えて楽屋に入らせてもらう。真吾(前山真吾)や朋樹(里朋樹)が楽屋にいて色々と話す。加計呂麻出身の徳原大和くんとは初対面。

しばらくするとこのコンサートを観にきたシマ唄の重鎮・西和美さんが楽屋に入ってきた。和美さんとは10年ぶりくらい。紬の着替えに出ていた中村瑞希ちゃんも楽屋に入ってきてしばらく話していると、朋樹が自分で三味線を弾きながら歌い、そこに和美さんが囃子で返し始めた。和美さんは最近まで入院していて体調は万全ではないと推測できたけど、声を出した途端、世界が変わった。私はただただ聴きいった。声が発せられた途端、そこがどんな場所でも世界は変えられる。その瞬間に立ち会った。

今までCDに収録された奄美のシマ唄の中で私が大好きな唄がある。和美さんが歌い、残念ながら今はこの世にいない大御所・築地俊造さんが囃子をつとめた「塩道(しゅみち)長浜節」。唄の内容と相まってここでの和美さんの「重さ」「凄み」。圧倒的だ。

楽屋で朋樹と歌う和美さんはCDで聴いてきた凄みとは違う深さや温もりがあった。人が歩んできた人生をすべて知ることはできない。でも歌や声には必ずその人の人生や生き様が宿る。それが聴く人の気持ちや経験と共鳴する。コンサートを観る前から、鳥肌がたった。すごいものを体験した。

開演の15時が近づき客席に戻るとほぼ満杯。比較的空いていた前の方に座った。「未来へつなぐヒギャ唄の夕べ」には「朝崎郁恵 島への思(うむ)い」と副題がついている。朝崎さんは今年で84歳。ステージ上にいる朝崎さんを観るのは10年以上ぶり。歌う姿、そして体を揺らしながら踊る姿。ますます元気で新しいことをこれからもやっていきたいという意欲がみなぎっていた。15時に始まったコンサートは19時前までつづいた。各唄者がうたうシマ唄の多様性、新民謡も聴けてとても充実した内容だった。

いよいよ今週末8日土曜日は『つむぐうた』。このライヴを一区切りにして私が奄美で企画・制作するライヴは当分休むことにした(奄美だけではなく全国でも。詳しくはこちら)。なので多少無理をしてでも観にきていただきたいです。

「未来へつなぐヒギャ唄の夕べ」からもらった刺激もたくさん『つむぐうた』に反映されると思う。『つむぐうた』に出演してくれる瑞希ちゃんと真吾はこれからの奄美のシマ唄を引張っていく存在。そしてこの2人に加えて四国で唯一の奄美シマ唄の唄者・神野匡崇さん。3人3様のシマ唄の世界を楽しんでいただける。
私はベチコちゃんとのデュオを中心に、中村瑞希&ハシケンの曲も演奏する。ベチコちゃんとのデュオは、昨年2月神野さんが地元・愛媛県新居浜市あかがねミュージアムで企画制作してくれた『つむぐうた』以来。めっちゃ楽しみ。

おかげさまで席が残り少ないようです。まだ前売りチケットを予約・購入されてない方はぜひお早めに!
2/8(土)は奄美ASIVIでお会いしましょう!!!


『つむぐうた』in 奄美
2月8日(土) 奄美ASIVI
開場19:00 開演19:30
一般前売3000円一般当日3500円
中高生前売当日なし2000円
小学生以下無料[必ず保護者同伴]
(全て要ドリンク別オーダー)

出演:
ハシケン(ボーカル・ギター・ピアノ)
中村瑞希(唄・三味線)
磯部舞子【ベチコ】(バイオリン)

特別ゲスト:
前山真吾(唄・三味線)
神野匡祟(唄・三味線)

ご予約・お問い合わせ:0997-53-2202(アーマイナー)
前売り予約フォーム:http://www.a-mp.co.jp/event/cart.cgi

ASIVI
894-0031 鹿児島県奄美市名瀬金久町4-3 2F
0997-53-2223(ASIVI)
0997-53-2202(アーマイナー)
http://www.a-mp.co.jp
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posted by ハシケン at 19:16| Comment(0) | 日々のおもひ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする