新しいアルバム素晴らしいですね。
まるで一本の映画を観ているようでした。
オリジナル曲もカバー曲も
こだわり以外の一切が
削ぎ落とされることで、
より深い心の叫びが聞こえてきました。
大袈裟でなく、
もう南米やアフリカの巨匠達の域ですね。
去ってしまった人、
逝ってしまった人への
鎮魂歌なのは間違いないと思いますが、
私にとっては、置き去りにしてきた
自分自身の魂へのラメントとして
深く心に沁みました。
いや、
ほんとのほんとは
なんにも言わずに
ただ抱きしめたいアルバムです。
またご一緒させて下さいね。
太田惠資(ヴァイオリニスト)