☆5/22
前日の「フルスイング・セッション」の
余韻と疲労(笑)を体につめこんだまま秩父へ。
有希さんを西武秩父駅に車で迎えに行き
ぐるりと秩父をまわりホンキートンクがある
皆野町へ向かう。
ホンキートンクに着くと
マスターの鈴木さん(私はまーちゃんと呼ぶ)、
音響をいつも担当してくれる近藤さん、
オープニングアクトを務めてくれる
ちえさんが笑顔で迎えてくれた。
早速、サウンドチェック。
声がすぅーと出た。安心。
私は声(喉)の調子が良ければ
気分も良い。単純だ。
マイクの相性やモニタースピーカーから
聴こえてくる自分の音、有希さんの
ヴァイオリンの音をじっくり確かめていく。
良い感じ。
まずはちえさん。
ちえさんは私の「凛」をカバーしてくれている。
以前、打ち上げの席で「凛」を歌ってもらったことがある。
ちえさんの「凛」になっていたのでいいなぁと思った。
オープニングアクトとして3曲。
「凛」は歌わなかったが、しっかり
場をあたためてくれた。客席の拍手も
大きかった。
そして、ハシケン×江藤有希。
「くっついてたい」から。
暗い客席の中に何人か小・中学校のときの
同級生の顔、中学校のときの担任の先生(今は校長を
務めている)の顔が見えた。
同級会や私の父の葬式で顔を合わせたものの
私のライヴを観るのは初めての人たち。
どんな気持ちで観ているんだろうと思うと
こみ上げるものがあった。
ステージ上でも自分の感情に素直にいたいと
常々思う。
でもあふれてきてしまう感情に身をまかせ
涙声になって歌うのはあまり好きではない。
前日の「フルスイング・セッション」とは
また別の「崖っぷち」にいた気がする。
「凛」や「美しい島(くに)」の中に
特別、故郷の秩父を感じたことは今までなかった。
でもホンキートンクに向かう途中に通った
父親との思い出の場所や山や川に恵まれた
この土地こそ、「凛」の中で書いた「生まれ遊んだ土地」
であり、「美しい島(くに)」の中で書いた「この景色を
忘れずにいたい」土地だと今回強く思った。
すべての曲で有希さんのヴァイオリンが
輝いていた。その音を感じて最後まで
気持ちよく歌いきった。
終演後、幼なじみが「初めて生で聴いた
ヴァイオリンの音に鳥肌が立った」と言っていた。
そんな感想を言ってもらえて、ハシケン×江藤有希として
秩父でライヴをやれて良かったと思った。
地元の人たちだけではなく、各地からも
足を運んでいただいたみたいでめちゃくちゃうれしかった。
ほんとうにありがとう!!!
またホンキートンクでライヴがやりたい。
感謝。
明日27日(木)からハシケン×江藤有希"コントレイル"ツアーの
ラストを飾る北海道ツアーが始まります。
北海道の皆さん、ぜひ会場でお会いしましょう。
詳しくは
http://www.myspace.com/hasikenxetohyuki
2010年05月26日
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