奈良在住の映像作家・河瀬直美さんの現在公開中の
ドキュメンタリー映画「玄牝」(げんぴん)をやっと観れた。

今年に入ってから河瀬さんと実際にお会いし、
一緒にお仕事をさせていただくようになったが、
河瀬さんの映画を劇場で観るのは初めて。
「出産」が描かれてることで、どんな人たちが
観に来てるんだろうということにも興味があった。
私が観た回は、女性6割、男性4割くらいだった。
ライヴは、生を体感したいのと同じように
映画も、やはり映画館で観るのがいいなぁ。
私は数多く映画を観てる方ではないので
いろんな角度から冷静な判断はできないかもしれないが、
「玄牝」は、説明くさくなく、映像そして映されてる側が
自然にリレーをしていて心地よかった。
妊婦さんから赤ちゃんが実際に産まれ出て来るシーンは、
驚きと共に心が大きく揺さぶられた。
そして映画中何度か観る事ができる、登場してる人たちが
見せる「どこにも落ち着かない(落ち着けない)」表情に
やられてしまった。
河瀬直美監督は一筋縄では行かない。
最後の最後まで惹き付けられた。
観ることができて心から良かった、と思った。
東京を始め各地で上映中です。ぜひ。
(私が観た渋谷ユーロスペースでは土曜を除く日の13時からの回に
「あんしんシネマ」として、非常灯や足下灯を点灯して上映してます。
小さい子供と一緒に観賞できます。※3歳以下無料、4歳から中学生500円)
詳しくは「玄牝」公式サイト http://www.genpin.net/
現在制作中の河瀬さんの新作「朱月の月」(はねずのつき)の音楽を私が担当する。
心地よい緊張感、そして楽しみ。
追伸・河瀬さんとの初コラボ「美しき日本・奈良編」もぜひ観て下さい。
http://nara.utsukushiki-nippon.jp/
一筋縄でいかない・・・かわせは
ハシケンさんの中にある、一筋縄でいかない何かと真剣にコラボしたいです!
音楽、とてもとても大切で、とてもとても期待しています。
いっぱいやりとりしましょう。
つくるって自分の中のものいっぱいやりとりして、
そして、奇跡が生まれる瞬間がありますよね。
そんなんやりたいっす。
ブログ、書いてくれてありがとう。