2019年01月29日

呪縛。

20年以上続いていた呪縛からやっとサヨナラできそうだ。20代に感じてそのまま心に巣くってしまった挫折感が呪縛になっていた。

テレビ朝日のバンドオーディション番組「えびす温泉」で10週間連続出演して「強制卒業」をした後、95年12月16日にシングル「グランドライフ-7L3EPT-」でビクターからデビューした。「えびす温泉」をビクターと共同制作をしていた芸能事務所アミューズから「うちとマネージメント契約しませんか?」とデビューが内定した頃に言われた。私は数日熟考した後それを丁重に断わらせていただいた。その時は「えびす温泉」に一緒に出演したバンド「Hasiken」としてやっていきたかったがアミューズ側からいただいた提案は私1人との契約だった。

デビューした95年頃はまだ「メジャーレコード会社」というものがしっかりと存在していた。小規模のインディペンデントレーベルはたくさん出てきていていたが、まだはっきり大手のメジャーレコード会社が各社独自のポリシーを持って「メジャー」という力を発揮していた最後の時代のように私には思える。バブルの名残があったとも言えるけど・・。それ以降はインディレーベルの盛り上がりをメジャーが真似して形式上インディに見せて実はメジャーがお金を出してるようなレーベルも出てきた。まぁ何しろ普通に考えたらアミューズからのうれしいアプローチを私は断った。なのでマネージメントが付かないままビクターのレーベル内のディレクターがバンド「Hasiken」のマネージメント的なこともやってくれた。結果1stシングル、1stアルバムの2枚をリリースした後、次作に向けたデモ録音もトライしたが採用されることはなくビクターとの契約も1年で切れた。そこから実質私の2枚目のアルバムとなる「感謝」をインディレーベルのリスペクトレコードから98年10月にリリースするまでに約2年間。その間にデビューした時のメンバーとは少しずつ離れるようになり私はソロや小編成でやっていくスタイルも始めていくようになる。テレビのオーディション番組をきっかけにメジャーデビューしたという華やかなところから、そうでなくなった自分のことを私は「落ちぶれた存在」と思い、挫折感でいっぱいだった。そして周囲には挫折感を感じているということを見せないようにと必死に努力した。(明日のブログにつづく)
posted by ハシケン at 22:38| Comment(0) | 日々のおもひ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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