以前から必要だなぁと思ってたことが今回ロンドンとリスボンで演奏して、やっぱり本当に必要なんだなぁと実感できた。その一つが、自分で勝手に「難しいだろうなぁ」と感じていた音楽の理論。自分で自分の音楽を表現してる時に理論は要らなかったけど、言葉としての共通言語に英語があるように、音楽の共通言語として理論が必要、、必要というか欲する場面が何回もあった。音楽は素晴らしく、たしかに人種や文化的背景やジャンルを軽く超えてしまう力は持っている。だけど「超える」ということを実感できると、超えた先にあるコミュニケーションに何があって何が必要かが見えてくる。また新しい扉を開けるためにその扉の目の前に立っている。