「ゆらぎ」を感じました。
アルバムと一緒に送っていただいた冊子の
冒頭に「全て準備を整えて通しで聴いてください」と
書いていらっしゃいますが、そうする事で
心が解きほぐされたような気分です。
収録されているカバー曲も、奄美の島唄ですら、
全てハシケンさんの色に染まり、完全にハシケンさんの
曲になっていました。
個人的には、オリジナル曲の「光の速さで会いに来て」が
好きでした。
亡くなった人の魂が蝶になって戻って来るという話には、
しみじみと胸に感じるものがありました。
コロナ禍で人と会うのをためらったり、外出もまま
ならなかったり、閉塞感を感じている人も多いと思いますが、
そんな今にふさわしいアルバムだと思います。
MBCラジオ 城山スズメパーソナリティー
釆野吉洋