
「唄う船大工 -奄美 坪山豊 伝-」。
ワイド節を作曲した坪山豊さんの
半生が綴られている。
坪山さんは唄者としても船大工としても現役。
この本によると作詞した中村民郎さんが
坪山さんにワイド節の歌詞を渡したのは
「昭和52年のまだ寒い春先の日曜日」とある。
私が9歳のときだ。
このときから私と奄美の縁が
始まってたかと思うと本を読みながら
鳥肌が立った。
この曲が生まれてなかったら
奄美に私が行っていたかどうか。
ライヴで行ってたかもしれないが
「奄美観光大使」にはなっていなかったはずだ。
巡り合わせは面白い。
今日は下北沢で来年のことで
打ち合わせ。
しとしと雨が冷たかったが、気持ちは
温かかった。