2019年02月13日

余韻。

先日の愛媛新居浜での「つむぐうた」コンサートの余韻がまだまだあってひたひた中。先日のブログにコンサートのことは詳しく書いたが、約1年前から準備が始まり企画して中心になって動きまわってもらったまさにぃにできるだけ応えたいし今できる一番良い状態のものを瑞希ちゃん、ベチコちゃんと共に観せたい!という気持ちが強かっただけにいつもとはまた違う余韻が続いているのだと思う。いよいよ近づいてきた「ハシケンたんじょうび51祭」の準備をして気持ちも向けていく必要があるけど、今日はまだ余韻にひたっていたいから体休ませながらひたり続けよう(笑)。ほんとかけがえのない素晴らしい時間を皆さんと共有できたことがめっちゃうれしい。ありがとう!!!

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2019年02月12日

はいぬみかじ。

私はこの場所に親兄弟はいないよ 友達恋人が親兄弟なんだよ

ヤギフミトモくんの曲「はいぬみかじ」に出てくる歌詞。ヤギくんに初めて会ったのは残念ながら今はもうなくなってしまった那覇・桜坂劇場すぐそばにあったBarドラミンゴでの初ライブ(2013年6月)の時。ドラミンゴのオーナーこうちゃん(さとうこうすけ)がオープニングアクトとしてヤギくんを呼んでくれた。

ヤギくんが「はいぬみかじ」を歌いだした時の衝撃は忘れない。埼玉県秩父で生まれ育ち18から東京に出て43までずっと関東に住み音楽活動をし2011年6月に奄美に移住した私にとってこの歌の歌詞は私のことを知っていて私のことを歌ってるのかと思うほどだった。ヤギくんによくよく聞いてみると「はいぬみかじ」は大学時代を過ごした関西で書き上げた曲で沖縄や奄美のシマ唄にも同様の歌詞があるという。沖縄民謡を習い奄美に縁がありながら全く知らなかった。この歌を歌いたいと思いすぐにカバーを始め2015年にリリースした『レラマカニ』に収録した。

この歌を歌う時に抑えようと思ってもどうしてもあふれてくるものがある。歌詞とリンクする場面が多く複雑で一言では言い表せない感情を呼びおこす。家族や親戚が近くにいて住み慣れた環境から、そうではない場所でまわりの人たちから目に見える形目に見えない形問わずお世話になっていてそこで生かされているという感覚もあふれてくる。この歌に出会えて良かった。歌い続けていきたい。


はいぬみかじ
作詞・曲ヤギフミトモ
(原曲は沖縄の言葉で半分以上歌われてます)

私はこの場所に親兄弟はいないよ
友達恋人が親兄弟なんだよ

私はこの島に親兄弟はいないよ
あなたやこの島が親兄弟なんだよ
(※この部分はハシケンバージョンのみ)

思い出すのは南の風
生まれた場所の懐かしさ
思い出すのは南の風
旅立つ場所の懐かしさ

私はこの場所に親兄弟はいないよ
友達恋人が親兄弟なんだよ

うみじゃすさ はいぬみかじ
生まれた場所の懐かしさ
うみじゃすさ はいぬみかじ
旅立つ場所の懐かしさ



ここでヤギくんの「はいぬみかじ」観ることができます。


ハシケン「はいぬみかじ」収録CD『RERAMAKANI』
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ヤギフミトモ「はいぬみかじ」収録CD『Beyond』
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2019年02月11日

つむぐうた。

ここ最近の四国でのツアーをいつも手伝ってもらってる「まさにぃ」こと神野さんと昨年3月のソロツアーの時に「まさにぃの地元の新居浜ではまだライヴやってませんね〜」という話が出て、まさにぃが私の曲「青い月」(この曲に関してはこちらもぜひ)がすごく好きということとまさにぃと中村瑞希ちゃんとは旧知の仲で、その「青い月」を瑞希ちゃんも歌っていたり、それだったらベチコちゃんもいたらかなり面白くなりそうですねー!みたいな話がトントン拍子で決まり、会場のあかがねミュージアムをすぐに押さえていただくことになった。

会場を押さえた頃は、まだまだ遠い話だなぁと思っていたら昨年12月の「つむぐうたにバトンするハシケンソロツアー」の頃には急に目前に迫ってきて現実味が一気に増してきた。8日の大阪ムジカジャポニカでのライヴ共演後一昨日私とベチコちゃんは新居浜に入り、瑞希ちゃんも鹿児島から到着。夜、休憩をとりつつもかなりみっちりリハーサルができた。
そして昨日は朝10時に会場入りしてサウンドチェック。ステージから客席後方も満べんなく見渡せるちょうどいいサイズのホール。サウンドチェックで歌ったりピアノを弾いてるだけでかなり気持ちよかった。

まずは、まさにぃがオープニングアクトで2曲。独学で学んだ奄美のシマ唄は聴くたびに進化してる。高音の綺麗さが以前より増していた。そして私とベチコちゃん。「レラマカニ」からスタートして6曲。「風の轍」でしめた。ベチコちゃんとのデュオの集大成のような演奏ができたと思う。小さいハコでやるライヴも好きだけどホールはホールの楽しみと喜びがある。そして何より観に来てくれた人たちからたった1音でも絶対逃したくない!という姿勢がひしひしと感じられて、余韻や間をいつも以上に楽しみ感じながら歌うことができた。至福の時だった。

休憩を挟んで瑞希ちゃんのシマ唄。何も言うことはない。本当に素晴らしい。結婚して奄美から鹿児島に移ったことや年齢を重ねてきたこともおそらく良い作用をして今まで以上に素晴らしかった。昨日あの唄声を聴くことができた人たちは本当に幸せだと思う。私もとても幸せだった。まさにぃがチヂン(奄美の太鼓)で参加する曲もあったり、シマ唄の説明もとても丁寧で楽しめた時間だった。その後、私とベチコちゃんが呼び込まれ、曲にまつわるエピソードをMCで話しながら映画「千年の愉楽」のエンディングテーマ「バンバイ」や「碧き海きょらさ」「今夜、シマに生まれことを誇りに思う」という中村瑞希&ハシケンの曲を3人で。そして「ワイド節」。盛り上がった!ラストは「TSUMUGI」。以前、瑞希ちゃんと一緒にやっていた頃とはまた違う「TSUMUGI」を演奏できたと思う。CDをリリースしてから約10年。この期間は全く無駄ではなかった。演奏しながら今回のようなコンサートを奄美の人たちにもいつか聴いてもらいたいなぁと強く思った。

アンコールは私のソロで「月光の道」、ベチコちゃんに入ってもらって「美しい島(くに)」。そして瑞希ちゃんにまた戻ってきてもらって3人で「青い月」。私と瑞希ちゃんが歌を交互に掛け合うスタイルで。

地元・新居浜の方以外で四国各県や関西や広島を始め各地から駆けつけてくれた人たちもいた。物販コーナーでCDを買ってくれた人たちにサインをしているとかなりの割合で「今日は本物の音楽を聴くことができて楽しかったです!」と伝えてくれる方がいてめっちゃうれしかった。

企画制作してくれたまさにぃ、実行委員の皆さん、スタッフの皆さん、ほんとうにお疲れ様でした!ありがとうございました。そしてご来場いただいた皆さん本当にありがとうございました。不定期でもいいからちゃんと続けていけたらといいなぁと心底思えるコンサートだった。無理のないところでまたぜひ!

終演後、出演者&実行委員の皆さんと。
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posted by ハシケン at 20:06| Comment(0) | 日々のおもひ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月10日

74キロ台。

ここ最近は体重はだいたい74キロ台。この74キロ台は自分にとってかなりベスト。本当に不思議だが73キロ台に入ると軽くていいけど声も軽くなってしまい自分の好みの声にはならない。逆に75キロ台から上になると今度は声はどっしり目になるけど体自体が重く感じ始めてくる。1キロくらいの差が声そして表現したい音楽に関わってくる。74キロ台は軽くも重くもなく声も自分で納得のいくところで出せる。あんこ食べすぎて太ってはいけない(笑)。なんでも食べすぎはよくないね、ほんとに。まずはこのベスト体重をキープ!

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ラベル:体重
posted by ハシケン at 23:26| Comment(0) | 日々のおもひ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

桑。

私の故郷・埼玉県秩父は「秩父銘仙」という着物がある事もあり絹糸を作るため養蚕が盛んだった。小学校の頃の通学路は右も左も桑畑ばかり。桑畑がどこにでもあるというのが普通だった。母方のおばあちゃんの家は私が小さい時に蚕を飼うための倉庫のような場所があり、その真ん中にはブランコのような天井から吊ってある作業台があった。その台に蚕のエサとなる桑の葉を乗せて、その倉庫で飼っている蚕にまんべんなく桑の葉がいき届くようにしていた。その動く作業台に時々乗せてもらってはゆり動かしてもらい遊んでいた記憶がある。その倉庫の中がすごく蒸し暑かったのか、おばあちゃんちに遊びに行っていた時期が夏の暑い時だったせいなのか、思い出す時はいつも天気は綺麗な晴れで夏真っ盛りの情景だ。

1stアルバム『Hasiken』に収録した「桑」という曲は、そのアルバムを制作していた時の最新曲で作った当時タイトルはなかった。レコーディングが進みタイトルを決めなくてはいけない時がきた時、おばあちゃんちのあの桑の葉まみれの倉庫で遊んだ事を思い出した。曲の中では、暑く蒸す日が続く中で人と人が愛している姿、愛してる人の心の中で渦巻くものを描いている。「桑」という曲には歌詞に「桑」という言葉は出てこない。でも自分の中で確かにリンクするものがあった。それは無数の蚕が桑の葉を食べている時に起こる「ガサ、ガサ」という音のおかげもある。あの独特の音は、蚕の日常の営みには違いないがとても悲しく響いてくる。それは蚕が糸を作るためだけに生育され糸を出したらお役御免となってしまう事を少し大きくなって小学校の社会見学で絹糸を作る工程を見て知ったからだと思う。

秩父にいる時はよく考えたらあんなに桑畑ばかりだったのに桑の実を食べた記憶がない。逆に最近の方がよく食べてる。桑の実、口の中がめっちゃすごい色になるけど美味しい。樹によってかなり味が違う。

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posted by ハシケン at 17:48| Comment(0) | 日々のおもひ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする